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壁に足上げて、軽く動かす。これだけでも脚やせすることができるんですね。研究の実験結果でも、1日で2~3cm細くなった方がいます。
この記事では、
・壁に足上げて期待できる効果
・壁に足上げて脚やせする6つの方法
などを解説します。
壁に足上げすることで期待できる効果
壁に足上げて期待できる効果は、以下の通り。
1日で-2~3cmの脚やせの可能性
まず1つ目が、
脚のむくみが改善して脚が細くなる
ということ。
この効果は、研究でも実証されています。具体的な内容は以下の通り。
・仰向けになり、重力から解放される姿勢になる
・腹式呼吸を繰り返す
・下半身のリンパ液の循環が改善する
・その結果、大きく変化した方で1日で脚が-3cmした
壁に足を上げた状態で、腹式呼吸を行う。さらに軽く脚の筋肉を動かし、ポンプ作用を活用する。これだと、研究と同じ効果かそれ以上の効果が期待できるはず。
「太もも」「ふくらはぎ」「足首」「おしり」などが気になる方は、脚やせ効果が期待できます。
お腹周りもスッキリする
2つ目は、
お腹のむくみも改善してお腹痩せする
ということ。
壁に足を上げると、お腹周りのリンパ液の循環も改善されてお腹痩せします。
一番効果的なのは、
・脚を壁に上げる
・足首などを軽く動かす
・腹式呼吸を行う
これらを同時に行うこと。するとお腹だけではなく、脚全体も同時に細くなります。
便秘やガス溜まりも改善する
3つ目は、
便秘やガス溜まりも改善する
ということ。
お腹のリンパ液の循環が改善すると、
・同時に血流も改善
・血流が改善すると筋肉が柔らかくなる
・筋肉が柔らかくなると、腸の働きが良くなる
・その結果、便やガスが出やすくなる
という反応が起こると考えられます。
ですので、壁に足を上げて動けば便秘などの改善にも効果的です。
精神的に落ち着く
4つ目は、
自律神経が整い、精神的に落ち着く
ということ。
壁に足上げて腹式呼吸を一定のリズムで行うと、
・セロトニンの分泌量が増える
・副交感神経が刺激され、リラックスする
・精神的な不安定さが改善する
こういった変化が起こる可能性があります。
また「腸は第二の脳」と言われており、お腹の循環が改善すると腸の働きが良くなります。その結果、脳の働きに良い影響を与えることがわかっているんですね。
壁に足上げて腸周辺の循環改善を行うと、精神的な不安定さが改善する方は多いと思います。
壁に足を上げるときに気をつけてほしいこと
壁に足を上げるときの注意点は、以下の通り。
・仰向けの状態で、リラックスして壁に足を上げる
・足を肩幅ぐらいに開く(リラックスできる足幅でOK)
・足を上げる角度は、無理に90度にしなくてもOK
・きつければ、膝を若干曲げてもOK
一番楽な体勢で、壁に足を上げれば問題ありません。
では具体的に、壁に足を上げて脚やせするにはどうすればいいのでしょうか?
壁に足上げて脚やせする6つの方法
脚やせする方法は、以下の6つです。
①足上げ+腹式呼吸
1、仰向けになり、壁に足を上げる
2、脚全体をリラックスさせておく
3、その状態で、鼻から軽く息を吸ってお腹を膨らませる
4、口から細く長く息を吐き、お腹を軽く凹ませる
5、2分間繰り返す
②足上げ+足首を動かす
1、仰向けになり、壁に足を上げる
2、脚全体をリラックスさせておく
3、スネやふくらはぎに力が入らないように足首を軽く動かす
4、2分間行う
③足上げ+股関節を動かす
1、仰向けになり、壁に足を上げる
2、脚全体をリラックスさせておく
3、足を転がすように左右に動かす
4、2分間気持ち良く繰り返す
④足上げ+太ももを揺らす
1、仰向けになり、壁に足を上げる
2、脚全体をリラックスさせておく
3、手で前ももなどを左右に軽く揺らす
4、1分間行う
⑤足上げ+鼠径部を擦る
1、仰向けになり、壁に足を上げる
2、脚全体をリラックスさせておく
3、手で鼠径部を軽く擦る
4、2分間行う
⑥足上げ+お腹を揺らす
1、仰向けになり、壁に足を上げる
2、脚全体をリラックスさせておく
3、手でお腹全体を揺らす
4、2分間行う
6つの方法をご紹介しましたが、やりやすい方法をお風呂上りなどに1つ実践してもらうだけでもOKです。
壁に足上げてお腹痩せする方法
壁に足を上げてお腹痩せする方法は、以下の通り。
①足上げ+鼻呼吸をリズムよく行う
1、仰向けになり、壁に脚を伸ばして上げる
2、お腹に両手を沿える
3、鼻から軽くリズムよく息を吐く
4、1~2分間行う
②足上げ+膝を軽く引き寄せる
1、仰向けになり、壁に脚を上げる
2、へそ横に両手を沿える
3、口から息を吐きながら、軽く膝を交互に胸に引き寄せる
4、1~2分間行う
これらもお風呂上りが効果的。脚やせ方法とあわせてやるのが1番おすすめですね。
壁に足上げてエクササイズを行うときの注意点
以下に該当する方は、今回ご紹介した方法を実践する前に確認しておきましょう。
妊婦さんは医師に相談してから
妊婦さんの場合、念のため医師に相談してから行ってください。上記の方法はリンパ液の循環が改善されるため、体内の環境が変化します。赤ちゃんに影響が出ることもあるので、必ず医師の許可を得てからしましょう。
体調が悪い、風邪のときはNG
・インフルエンザ
・風邪
などの症状が出ている方は、今回お伝えした方法は禁止です。
リンパ液には細菌などが混ざっており、リンパ液の循環が良くなると病状が悪化します。風邪や体調がすぐれないときは、必ず避けるようにしましょう。
脚がしびれるときはリラックスする
壁に足上げると「脚がしびれる」方がいますが、これはリラックスできていないことが原因です。
正座を長時間すると、脚がしびれますよね。原因は同じ。
・壁に足を上げる
・脚やお腹周辺が力んでしまう
・重力や力みによって脚の血流量が制限される
・血流量が制限されると脚が低酸素状態になる
・その結果、しびれが出る
脚のしびれが出る方は、
・脚を上げる角度を浅くする
・足幅を開く
・力んだ状態の場合はリラックスする
などの対応をすれば改善します。
こういった注意点を守った上で実践すれば「脚やせ」「お腹痩せ」できるので、ぜひ参考に実践してみてください。
壁に足を上げることで得られる効果と方法のまとめ
今回は、壁に足を上げて得られる効果や具体的な方法をご紹介しました。
・壁に足を上げると「脚やせ」「お腹痩せ」の効果が期待できる
・さらに、便秘改善や精神的な不安定さの改善にも役立つ
・1回で脚が-2~3cm細くなる場合もある
・壁に足を上げるときは、リラックスできる姿勢をとること
・お風呂上がりに行うとより変化しやすい
・妊婦さんや風邪気味の方は医師に相談してから行う
脚に関しては、“ちょっとしたこと”の積み重ねが大きな変化につながります。脚やせするには、簡単なことでもいいので継続することが重要です。
今回の内容が、少しでも脚の悩みを改善できるきっかけになればうれしいですね。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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